【紙不足はデマ・嘘】松戸市内でもトイレットペーパーなどの紙類が品薄になる事態が相次いでいますが、供給量も在庫も十分あるので買い占めは控えて
熊本県を中心に突如はじまったトイレットペーパーなどの紙類が不足するという噂。その噂をうけて、トイレットペーパーなどの紙類の買い占めが相次ぎ、それをテレビが報道した事で、全国規模に発展。
この松戸市内でもトイレットペーパーやティッシュペーパー、紙おむつ、生理用品などが品薄になる事態が起こっています。
しかし【紙類が不足しているというのは完全な嘘・デマ】です!!!必要以上の買いだめは控えましょう。
日本家庭紙工業会も正式に発表
日本家庭紙工業会からトイレットペーパー・ティシューペーパーについてのお知らせがありました。
原材料調達については中国に依存しておらず、製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています。https://t.co/4qiYZZXaoL pic.twitter.com/RwGIeJi6pE— 経済産業省 (@meti_NIPPON) February 28, 2020
そもそも、原材料は中国に依存していません。在庫も十分にあり、供給量も問題なく確保できています。
今品切れになっていても、週明けの月曜日には順次入荷していきます。商品がなくなっていく事で不安が煽られてしまうかもしれませんが、その心配はありません。
なぜこんなデマが広がったのか?
このデマはインターネットから広がったと言われています。その情報の元をたどると、幾人かの発信者に行き着くのですが、その一人がいわゆる「転売屋」と言われる人でした。
転売屋とは品薄な商品や、人気の商品を買い占めて、法外な値段でネットオークションやフリーマーケットサイトなどで売りつけ、利益を得ている人たちの事です。
比較的良心的な価格で売買を行っている転売屋も中にはいますが、転売が儲かるという情報が広がる事で、悪質なケースが増えているのが実情です。
その転売屋の一人が「紙類は中国からの輸入に依存しているので、今後品薄になる可能性がある。今のうちに買っておいたほうがいい」とSNSなどで発信したのです。
そう、彼は転売し利益を上げられる商品を自らデマを発信することで作り上げようとしたのです。
(ちなみにデマを流した人の一人は個人情報を特定されて炎上。アカウントを削除して逃亡しています。)
なので何の根拠もない、悪質な転売屋が仕組んだ嘘なので、踊らされる事なく冷静な行動を是非とっていただきたいと思います。
もしもの時のための備えは大切ですが、今本当に必要な人のために過剰な買いだめはお控えください。