【まさかのオカルト回?】南流山に「死人坂」なる名称の坂を発見!そこには一体何が!?超怖がりなくせに、一人で行ってみたよww
松戸市とその周辺で、きれいな風景、楽しいオブジェ、面白い現象を写真に収める「松戸百景」なはずなんですが、、、、
今回は流山市、先日近くを通ったら「死人坂」なる坂がある事をGoogle MAPで発見。
なんつー恐ろしい名称、しかし興味をそそりまくる名称とも言えます。
実際どんな坂なのか、確認してまいりました。
アクセス 流山市 死人坂
場所はこちらになります。
最初のこの写真が、死人坂のスタート地点となります。Google Mapの赤いピンから観た視点になりますね。
で、その死人坂を登る前に、左手に「第六天神社」なるものが。
第六天って聞くと、織田信長が「悪名」として第六天魔王と呼ばれていた事を思い出します。
そのイメージですでにちょっと怖くなってきました。
というか、よくよく考えたらホラーとかオカルトとかって凄い苦手なんですよねww なんで私はこんな所に一人で来てしまったのだろうww
調べてみたら、この第六天神社は、まさにその第六天魔王を祀る神社のようで、関東地方を中心に各地で祀られているようです。
じゃあ、そもそもの第六天魔王とは一体何なんだ?という話になりますよね。
第六天魔王とは別名「他化自在天」と呼ばれています。
「天」が付くものとしては他に「毘沙門天」とか「帝釈天」とかがいますよね。要は「他化自在天」も神様の一人という意味であり、欲望を叶える神なんだそうです。
故に人間の望み(欲望)を叶えてくれる神様として第六天神社というものがあるのです。
(まあそこから、なぜ他化自在天から第六天魔王、要は天から天魔になってしまったのか?織田信長がなぜ第六天魔王と呼ばれるようになったのか、という疑問がありますが、話がそれまくっているので割愛したいと思います。)
こうやって、後日冷静に調べてみると全然怖くない事がわかって安心なのですが、取材している時は、スタートから第六天魔王という響きに怖がりまくっておりましたw
ではいよいよ死人坂を上がろうと思ったら、すぐ右手に今度は「不動明王」が祀られているではありませんか。
不動明王は大日如来の化身とも言われています。
明王とは、仏教では如来、菩薩の次に位置するもので、強い力を持ち、怒りの形相で悪を叩く、いわば仏教界の体育会系、武闘派集団という事になるかと思います。
他には愛染明王や孔雀明王、軍荼利明王などがおりますね。
第六天魔王は正直怖かったですが、不動明王はなんだか私を護ってくれるのではないかという安心感と最後まで死人坂を制覇する勇気を与えてくれました。ありがとうございますw
では、上がっていきます。とても閑静な住宅街という雰囲気で、それほど急な坂でもありません。
この写真から、ここが死人坂などという名称だとは想像も出来ません。
死人坂は「くの字」になっているので、左に曲がります。
やっぱり静かな住宅街です。曲がってからは、結構坂はきつくなりましたが、別段どうという事はありません。
と、登りきった所にお地蔵様が!!!
そして墓地が!!!
そうか!そういう事なのか!
死人坂を登りきった上に墓地。
推測になりますが、亡くなった方を埋葬するために、棺桶を持ってこの坂を登った事が由来となっているのではないでしょうか。
もしかしたら、坂がつらくて、途中棺桶を落としてしまい、ご遺体が転がってしまったなんて事もあったかもしれません。
そういう事から「死人坂」と名付けられたのかもしれません。
結論から言うと、ここがオカルトスポットかと言われると、全然そんな事はありません。(霊感の類は一切ありませんがw)
とても静かで良い所ですし、むしろ「死人坂」という名称の方が浮いてしまっている印象でした。