松戸駅周辺の再開発の第一歩、バリアフリー化推進工事と新しい駅ビルの建設の着工はいつなのか?またいつ完成予定なのか?
近隣の流山市や柏市、また埼玉県三郷市などで、大型商業施設がここ数年進出してきましたが、その中で松戸市はポツンと置いてかれてしまった格好となり、松戸駅だけでなく市全体として地域活性のキーとなるものを生み出せない状況が続いています。
そんな中、実は2012年に松戸駅を中心とした再開発の計画が発表されていました。
松戸駅のバリアフリー化推進工事と駅ビルの建設
それが松戸駅構内のバリアフリー化の推進工事と、駅ビルの建設です。
松戸駅改札内には上り用のエスカレーターのみで下りのエスカレーターがありませんでした。また改札内にはエレベーターもない状況が続いていました。
このバリアフリー化推進工事では、下り用のエスカレーターの設置とエレベーターの設置のほか、段差のない多機能トイレへの改修工事も予定されています。
またそれに伴い、改札外の通路についても改修工事を行う予定だそうです。
駅ビルは、常磐線の軌道敷地の上部に、人工地盤を構築しその上に地上7階建てを建設する計画となっています。
駅ビル内には各種商業施設が入る予定で、新たな地域活性の鍵になると期待されています。
着工に遅れ、そしてバリアフリー化工事から開始
これらの着工は当所2014年の春を予定、バリアフリー化は2018年度、駅ビルは2019年度までに完成予定となっていましたが、東京オリンピックの準備などの影響で工事費が高騰し、駅ビルの着工については事実上の延期となっていました。
現在は、バリアフリー化推進工事のみを先行して進めていて、バリアフリー化については2019年度(平成30年度)までに完成する予定となっています。
ただ2017年1月現在、下りのエスカレーター工事はまだ着工している雰囲気はありません。
駅ビルの着工はいつになるのか?
駅ビルについては、現段階では着工、また完成予定日共に不明という状況です。
地域活性の鍵となる駅ビルの着工開始は、果たしていつになるのか?今後も動向を追っていきたいと思います。
2017年1月現在、新駅ビルに向けた動きはまったくありません。
追記
2020年、遂に新しい駅ビル建設計画が動き出す事になりました。
参考記事:JR東日本が松戸駅の改良工事着手を発表、通路拡幅や6階建ての新しい駅ビルを建設、2027年の開業を予定
