11/28(金)松戸市新庁舎建て替え場所比較検討「有識者プロジェクトチーム 第1回懇談会」開催!33億円の移転計画白紙から新たな局面へ

前市長時代に33億円で購入した移転先の土地がありながら、新市長による白紙撤回を受けて、現在は現地建て替えと移転建て替えを公平に比較検討するプロジェクトが進行中です。
その第1回懇談会が11月28日(金)に開催されます。こちらの懇談会の模様は傍聴また視聴する事が可能となっています。
有識者プロジェクトチーム第1回懇談会
- 日程:2025年11月28日(金)
- 時間:10時~
- 場所:松戸市役所 新館7階 大会議室
- 内容:意見交換(テーマ「比較条件(案)について」)
- 資料:当日配布
傍聴について
傍聴定員・方法
- 大会議室内傍聴:20名まで(抽選)
- 6階会議室での中継視聴:抽選に漏れた方も視聴可能
傍聴受付
- 受付場所: 新館6階会議室前
- 受付時間: 当日9時30分~9時45分
- 受付方法: 抽選のため、指定時間内に受付必要
松戸市役所建て替え問題の経緯
前市長時代の移転計画
前市長時代には松戸市岩瀬字相模台の国有地(約8,745平方メートル)を33億5千万円で購入する移転計画が進んでいました。
2023年9月26日に市議会で補正予算が可決され、同月30日には土地の売買契約まで締結されていました。
新市長による方針大転換
2025年6月の市長選で、移転計画の見直しを公約に掲げた松戸隆政市長が初当選。
「市民への説明不足」「建設コスト膨張」「現地建て替えを望む声」「移転先周辺の渋滞懸念」などを理由に、8月22日に市議会で庁舎移転の白紙撤回を正式表明しました。
関連リンク:松戸市役所の移転計画が白紙に、新市長が方針大転換、現地建て替えも含め再検討へ
市民意見調査の実施
11月1日から9日にかけて、比較検討の前提条件について大規模な市民意見調査が実施されました。
市職員による直接聞き取り調査(本庁舎および8支所)と書面調査(オンライン・メール・FAX・電話)を通じて、「何を重視すべきか」「どんな条件で比べるべきか」について市民の声を収集しました。
関連リンク:市役所新庁舎「どこにどう建てる?」市民の声を直接聞く大規模調査がスタート
検討課題と論点
現在の市役所本館は1958年建設で築67年、新館は1969年建設で築56年と老朽化が著しく進んでいます。
特に耐震性の不足は深刻で、災害時の拠点となるべき市役所が地震に対して十分な強度を持たない状況となっています。
傍聴席は抽選となりますが、市民の皆さんの関心の高さを示す重要な機会でもあります。松戸市の未来を左右する重要な議論の行方に、ぜひ注目してください。













