オカルト百景はまだまだ続く?「流山に死人坂あらば、松戸に腹切坂あり」矢切駅前にある腹切坂を登り、縁ある石碑を見てきたよ
松戸市とその周辺で、きれいな風景、楽しいオブジェ、面白い現象を写真に収める「松戸百景」
関連リンク:【まさかのオカルト回?】南流山に「死人坂」なる名称の坂を発見!そこには一体何が!?超怖がりなくせに、一人で行ってみたよww
個人的に書いていて楽しく、そして想定外に反響も大きくなってきた「松戸百景」
情報提供も松戸百景に関するものが増えてまいりました。その一つに先日紹介した南流山の「死人坂」に通じるオカルト的百景。なんと松戸市内に「腹切坂」なる坂があるとの事。
さっそく現地に行ってまいりました。
アクセス 腹切坂
場所はこちら。矢切駅前の交差点「栗山坂下」から南に登る坂が「腹切坂」と呼ばれています。
Google Mapにも記載されています。
まさか駅前を走る松戸街道の一部が「腹切坂」と呼ばれているとは、、、。
徒歩でゆっくり登っていきますが、そんな禍々しい名前が付いているとは思えない、のどかな道です。
車の往来も多く、人も行き交っていて、正直オカルト感は皆無ですww
普通にスーパーマルエツとかあるしw
振り返ってみました。この坂のどこで腹切りがあったというのでしょう。
サイゼリアあるあたりで上り坂が終わり、Google Map上の「腹切坂」の名称も終わっていました。
うむ、あっけないw
腹切坂にゆかりある石碑が
腹切坂の登り口に縁ある石碑がありました。
石碑がある場所はだいたいこちら。
こちらの石碑は見やすく
「明治四十四年 妙法山神 三月七日」
と刻まれているのが分かります。
こちらは風化が激しくほんど読み取る事ができません。
画像加工ソフトでコントラストを上げて、明度を下げてみると「妙〜道喜〜」という言葉を確認する事ができました。
実際には「妙法道喜霊」と書かれているのだそうです。
さらにその囲いのある石碑の隣にも別の石碑が。こちらはまったく読み取る事ができませんでした。
こちらには「西国秩父坂東参詣成就」と刻まれているとか。
腹切坂の由来、そして石碑については以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
関連リンク:松戸の伝説・昔話(WEB松戸よみうり)
関連リンク:石碑めぐり 194
関連リンク:松戸市の坂-2
諸説あるようですが、共通するのは実際にこの坂で武士が切腹をした事から「腹切坂」の名前が付き、霊を慰めるために石碑が作られたというのがルーツのようです。
武士となると、今は里見公園となっている国府台城(里見家)に仕える武士だったかもしれませんね。