松戸市観光協会に新事務局長が就任!観光業界のプロが松戸の魅力発信に挑む
松戸市の観光振興に新たな風が吹きそうです。一般社団法人松戸市観光協会は10月1日付けで、緑川隆之氏(みどりかわたかゆき)が新たに事務局長に就任したことを発表しました。
観光業界で豊富な経験を積んだプロフェッショナルが、松戸の魅力をどのように発信していくのか注目が集まります。
関連リンク:松戸市観光協会が新事務局長を募集
観光のプロが松戸へ
新事務局長の緑川氏は、旅行業界で長年活躍してきた経験豊富な人材です。株式会社H.I.S.で首都圏および東北エリアでの旅行業務に携わった後、一般社団法人いわき観光まちづくりビューローに入社。
同組織でDMO推進課長、マーケティング課長、営業販売課長といった要職を歴任し、観光商品の企画や特産品の販売促進に手腕を発揮してきました。
特に注目すべきは、地域資源を活かした観光プロジェクトでの実績です。「いわき名物ガイド」や「いわき神玉巡拝」といった地域色豊かな企画を手がけ、観光誘客と地場産業の連携を推進。
さらに、ECサイトを活用した販売促進や地域活性化施策を通じて、いわきの観光振興に大きく貢献してきました。
新体制への期待
松戸市観光協会は、昭和30年に創立され、平成28年10月に一般社団法人として新たなスタートを切った組織です。
従来の行政主体から民間の発想を活かし、多様化する観光ニーズに応える「観光による地域活性化」の主導的な組織として、収益事業や観光プロモーション事業を推進しています。
平成29年7月には松戸駅西口に松戸観光案内所を開設し、松戸市をはじめ、友好関係にある東京都葛飾区、茨城県龍ヶ崎市、鳥取県倉吉市などの観光情報も提供しています。
また、SNSを活用した情報発信にも積極的に取り組んでおり、現在はInstagramやTwitterなどで松戸市の魅力を発信しています。
緑川氏は就任の挨拶で「これまでの経験を活かし、更なる松戸市の観光の魅力を国内外に発信すると共に、『住んでよし、訪れてよし』の観光地域づくりを実現するために、松戸市の観光を進化・発展させて参りたい」と意欲を示しています。
これまでのいわきでの実績を考えると、松戸市でも地域資源を活かした新たな観光プロジェクトの展開や、デジタルマーケティングを活用した情報発信の強化などが期待されます。
観光業界のプロフェッショナルの手腕で、松戸の隠れた魅力がさらに多くの人に知られるようになりそうですね。
