松戸市が「死後事務サービス支援制度」を開始 身寄りのない高齢者等の支援を目的

松戸市は令和7年6月1日から、「松戸市死後事務サービス支援制度」を開始しました。
単身高齢者等の増加に対応し、死後事務に関するサービス提供者の情報を市民に提供することで、安心した生活を支援することを目的としています。
制度の概要
この制度は、一定の基準を満たした死後事務サービス提供者の名簿を松戸市が公開するものです。
死後事務サービスとは、利用者が亡くなった後に葬送に関する事務(火葬、葬儀、埋葬)等を、生前の死後事務委任契約に基づいて代行・支援するサービスです。
制度の特徴として、契約段階で前払金(預託金)を用意することが難しい、金銭的に余裕のない方でも利用できるよう、少額短期保険等を組み合わせたサービスの活用を可能としています。
登録基準と現状
登録法人の主な基準は以下の通りです。
- 直葬のみの場合、利用料金を30万円以内に設定すること
- 前払金が用意できない場合、保険契約に基づく保険金を利用料金の原資とする等、保険の活用を可能とすること
- 利用者の安否確認のため、毎月最低1回は架電する等の措置を講じること
令和7年6月27日現在、2団体が名簿に登録されています。
利用方法と費用
制度の利用は無料ですが、死後事務サービスの利用に要する費用はすべて利用者の自己負担となります。
松戸市に対する手続きは不要で、公開されている法人名簿を活用して法人を選択し、直接連絡することができます。
市では、身寄りがいない方や家族への迷惑をかけたくない方、万が一の時に備えておきたい方に制度の活用を呼びかけています。
なお、松戸市は名簿登録が推薦や優良認証等を意味するものではないとしており、利用については自己の責任において判断するよう注意を促しています。










