松戸市がスマホ向けノベルゲーム「秋葉原まで13時間」をひっさげてコミケに初参戦
※画像はスマートフォン向け無料ノベルゲーム「秋葉原まで13時間 ~姫はゲームを作りたいっ!~」 公式サイトからキャプチャーさせていただきました。
松戸市が、東京ビックサイトで開催されるコミックマーケット、通称コミケに初出展する事が発表されました。
コミケに出展する自治体としては千葉県内では初となります。
ノベルゲーム「秋葉原まで13時間」とは?
今回の出展でメインとなりそうなのが、スマホ向けの無料ノベルゲーム「秋葉原まで13時間 〜姫はゲームを作りたいっ!〜」
ゲームジャンル
ノベルゲームとは、文章を読みながら、進めていくアドベンチャーゲーム。途中ストーリーに分岐点があり、選択肢によってストーリーが分岐し、いくつかのエンディングが用意されているものが一般的です。
ゲーム内容
松戸の高校に留学生としてやって来たお姫様が、高校の友人と一緒にゲームを作るノベルゲームです。「創作活動の楽しさを伝える」をコンセプトに、「モノづくりって、こんなにしんどくて、なぜこんなに楽しいんだろう?」、そんな、クリエイターならだれもが感じたことがあろう問い、その答えを、キャラクターとプレイヤーが一緒に探し、それぞれの答えを見つけます。見つけた答えが各々の現実の人生を前に進める力になるような、そのようなことをゲームを通して体験する物語です。
ゲームの舞台が松戸市という事だけでなく、ゲームを通して松戸市が秋葉原や池袋に近く、生活コストが安い事から、創作活動をする上で非常によい立地である事をアピールし、若者を誘致する狙いもあるようです。
松戸市が、コスプレなどのいわゆるオタク文化を支援している事は以前から知っていましたが、ここまで深く本気で関わっていこうとしているとは、、、。凄いですね。
経済効果を見越して動くのは当然の事だとは思いますが、安易にオタク文化の上っ面だけを拾うような事をしていない、真剣な姿勢に頭が下がります。
コミックマーケット91の出展内容
松戸市の出展ブースでは上記のゲームの他に
- 松戸市の創作環境の良さをPRするパンフレットの配布
- 税務相談コーナー
- 献血応援イベントへのパスターの提供
を予定。
コミケに税務相談。意外な組み合わせかもしれませんが、コミケに出展しているサークルは個人事業主が多く、毎年確定申告に苦労しているのではないか、という観点からなのだとか。
コミックマーケット91は12月29日〜31日、東京ビックサイトで開催されます。
