松戸市、小玉典彦氏を副市長に再任　市長選で争った相手と市政運営へ

2025年6月18日、松戸市は同日開会された市議会において、小玉典彦（こだま・のりひこ）氏の副市長再任に関する人事案を提出し、賛成多数で同意を得て正式に選任しました。任期は6月18日から4年間となります。

市長選で争った相手と市政運営へ

2025年6月18日、松戸市は同日開会された市議会において、小玉典彦（こだま・のりひこ）氏の副市長再任に関する人事案を提出し、賛成多数で同意を得て正式に選任しました。任期は6月18日から4年間となります。

小玉氏は国土交通省や内閣府などで要職を歴任し、2022年8月から2024年4月まで松戸市副市長を務めた経歴を持ちます。

2025年4月には現職を辞して市長選に立候補しましたが、6月1日の投票では松戸隆政（まつど・たかまさ）氏に約5,000票差で敗れました。

この選挙では、老朽化が進む市役所の建て替え計画が大きな争点の一つとなり、計画に賛同する立場の小玉氏に対し、松戸氏は「慎重な検討」を訴えて支持を集めました。

市長に就任した松戸氏は、かつて選挙戦で対立した小玉氏を副市長に再び起用する方針を固め、議会での同意を経て18日に正式に任命しました。

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