松戸市立病院が千駄堀に移転し、松戸市立総合医療センターとして2017年12月開院予定です
※上記松戸市立総合医療センター完成イメージ図は、松戸市公式サイトよりキャプチャーさせていただきました。
上本郷にある国保松戸市立病院が千駄堀に移転し、松戸市立総合医療センターとして2017年12月に開院することがわかりました。
松戸市立病院の抱える課題
松戸市立病院には以下の課題がありました。
松戸市立病院は、昭和42年に現在地に開院して以来、診療科や病床数の増加に伴い増改築を繰り返してきているため、施設内の動線がわかりにくい状況となっております。また、施設の老朽化や耐震性の低さも指摘され、早期に建替えることが求められています。
長年、現所在地での改築か移転かを巡り論争が続いていたようですが、昨年9月の松戸市議会にて新名称「松戸市立総合医療センター」として2017年12月に千駄堀に移転・開院することが決まりました。
アクセス 松戸市立総合医療センター
新病院の建設予定地(千駄堀1113-8)はこちらになります。JR武蔵野線八柱駅が最寄り駅となりそうです。
現在は建設工事中、12月に開院予定
新病院の建築工事は2017年3月ごろに躯体工事が終了し、設備工事・外構工事を経て9月に建物は完成予定です。10月から移転作業を開始し、12月の開院を予定しています。
松戸市立総合医療センター概要
病床数は600床、延床面積は約47,000平方メートル、9階建の建物で、ヘリポートも完備されます。
松戸市立総合医療センターの特徴は次の通りです。
- 高精度放射線治療への対応(高精度照射対応の放射線治療装置を導入)
- 診療体制の効率化(産科病棟・新生児科病棟・小児科病棟を同じフロアに配置し、診療科間の連携強化)
- 療養環境の向上(個室・4床室の病室構成)
- 画像診断装置の増設(CT 装置を2台から3台に、MRI装置を1台から2台に増設、予約待ち日数の短縮)
- 院内利便施設の充実(コンビニ、レストラン、コーヒーショップ、講堂の新設)
年内にはオープンとのこと、松戸市内の新たな拠点病院となりそうですね。
追記
具体的な日程が判明しました。
参考記事:松戸市立総合医療センターの開院予定日が12/27と発表、移転開院のスケジュールも