北総鉄道の駅員が100万円分を超える定期券を不正に発行しただ乗りを繰り返していたことが判明しました
2017年1月10日北総線を運営する北総鉄道(千葉県鎌ヶ谷市)は、東松戸駅の40代の男性駅員が北総線や京成線、JR線などに「ただ乗り」するため、定期券を不正に発行しただ乗りを繰り返していたことを発表しました。
事件の詳細
北総鉄道駅員 定期券不正発行 – NHK首都圏NEWSWEB
千葉県に本社がある北総鉄道の駅員が100万円分を超える定期券を不正に発行して、無賃乗車を繰り返していたことがわかり、会社は処分と被害届の提出を検討しています。定期券を不正に発行していたのは、千葉県鎌ケ谷市に本社がある北総鉄道の40代の駅員です。
北総鉄道によりますと、この駅員は、去年6月から先月までの間、架空の人物の名前を使うなどして定期券を不正に発行し、無賃乗車を繰り返していたということです。駅員は定期券の発行手続きを行う立場を悪用していたということで、不正に発行した定期券は、千葉県内の駅からJRの横浜駅や池袋駅を結ぶ区間のほか、東京都内の駅と京成線の成田空港駅の区間などで、総額は105万円余りに上るということです。
不正は会社側の調査で明らかになり、駅員は「休みの日に遊びに行くため不正を繰り返していた」と話しているということで、北総鉄道は、駅員の処分と被害届の提出を検討しています。
北総鉄道は「お客様の信頼を裏切ることとなり、大変申し訳ございません。定期券発行業務の管理体制を強化し、再発防止につとめます」と話しています。
この駅員は毎月定期券の廃棄状況などを報告する立場にあり不正を隠して伝えていました。
ところが、昨年末の報告は他の社員が行ったことでデータと廃棄枚数が合わず、不正が発覚したとのこと。
管理体制の甘さが露呈した感じですね。再発防止策を徹底してもらいたいものです。
