強制わいせつ罪で有罪確定、松戸市五香消防署の職員が失職

松戸市は、五香消防署に勤務していた男性消防士（24歳）が強制わいせつ罪で有罪判決を受け、刑の確定により地方公務員法に基づき失職したことを、2025年7月14日付で発表しました。

※写真はイメージです。

有罪判決確定により失職

該当職員は、2023年9月14日に松戸東警察署に強制わいせつ罪で逮捕され、その後2025年2月21日に高等裁判所で「懲役2年6か月・執行猶予4年」の判決を受けました。

本人は上告したものの、2025年6月24日に最高裁で棄却され、7月13日に異議申立ても退けられたことで刑が確定。

これにより、同日付で地方公務員法第16条および第28条第4項に基づき、職を失うこととなりました。

消防局は研修強化へ

松戸市消防局では、これまでもコンプライアンス研修を実施してきましたが、今回の事案を受けて職員教育のさらなる強化を図るとしています。

あわせて道徳研修も行い、公務員としての自覚と倫理観を再確認するよう指導を徹底していく方針です。

消防局長のコメント

消防局長の林一郎氏は、「当該職員の行為は公務員として、人として決して許されるものではなく、市民の信用を著しく損なうものであり、誠に遺憾です。市民の皆さまには心から深くお詫び申し上げます。今後、綱紀粛正に努め、再発防止に向けた改善に取り組んでまいります」とコメントを発表しました。

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