【松戸市発表】六実地区や工業団地でPFOS・PFOAの地下水調査を実施、すべての地点で暫定指針値を下回る結果に

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松戸市は2025年6月9日、六実地区および市内の工業団地における地下水・河川水の水質調査結果を発表しました。

今回の調査は、周辺市（柏市・鎌ケ谷市）において有機フッ素化合物PFOS・PFOAが国の暫定指針値を超過したとの報告を受け、昨年度から引き続き実施されたものです。

関連リンク：千葉鎌ケ谷市ＰＦＡＳ井戸７０本で国目標値を超える濃度

調査の結果、すべての地点で国の定める暫定指針値（50ng/L）を下回ることが確認されました。

※写真はイメージです。

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PFOS・PFOAとは？

PFOS（ピーフォス）およびPFOA（ピーフォア）は、有機フッ素化合物の一種で、かつて撥水剤や消火剤などに使われていた物質です。環境中に残留しやすく、健康への影響が懸念されています。

国が定める暫定指針値50ng/Lは、「体重50kgの人が毎日2L飲用しても健康に影響が出ない」とされる安全水準です。

調査結果

六実地区地下水

調査地点	2024年度（5/30採水）	2025年度（5/1採水）
六高台5丁目付近	6.4ng/L	4.8ng/L
六実5丁目付近	18ng/L	12ng/L
六実3丁目付近	0.8ng/L	15ng/L

河川

調査地点	2024年度（8/21採水）	2025年度（5/1採水）
上大津川	11ng/L	13ng/L

松戸市内工業団地

調査地点	2025年度（4/25採水）
稔台工業団地	11ng/L
北松戸工業団地	0.3ng/L未満（測定限界以下）
松飛台工業団地	2.3ng/L

松戸市では引き続き地下水等の調査を継続し、状況に応じて必要な対応を講じていくとしています。

近隣市での報道を受け、不安を感じていた方もいらっしゃるかと思いますが、今回の松戸市の調査ではいずれの地点でも基準値を下回る結果となりました。

今後も定期的な検査と公表が続けられることが、安心につながると思います。

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サムリ

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