市川市で現金2.5億円と金の延べ棒が盗まれた事件、松戸市・船橋市でも同様の手口で空き巣被害、足跡一致
2017年1月5日に市川市で現金2億5千万円と金の延べ棒6本が盗まれた窃盗事件。その後の調べで松戸市や船橋市でも昨年末ごろから同様の手口で空き巣被害が相次いでいることが判明しました。
事件の詳細
2.5億円被害 周辺でも手口似た空き巣 連続窃盗か – テレビ朝日系ANNニュース
千葉県市川市の住宅で現金2億5000万円などが盗まれた事件で、周辺では同様の空き巣被害が数十件相次いでいたことが分かりました。5日午後、市川市の会社経営者の男性の住宅で、1階の窓ガラスが割られ、金の延べ棒1400万円相当や現金2億5000万円などが盗まれました。重さ100キロほどの金庫が2階から1階に下ろされていたということで、複数犯による犯行とみられています。
また、捜査関係者への取材で、市川市のほか周辺の千葉県船橋市や千葉県松戸市などで、去年の年末ごろから手口の似ている空き巣被害が数十件相次いでいたことが新たに分かりました。これらの現場と今回の住宅に残されていた足跡がほぼ一致しているということです。警察は、連続大型窃盗事件とみて調べています
今回の事件では、2階の書斎で紙袋に入れていた日本円約2億5000万円と、ユーロや米ドルなど約1200万円相当の外国紙幣、机の引き出しの手提げ金庫に保管していた金の延べ板、2階の別室にあった腕時計や指輪など貴金属13点(約360万円相当)が盗まれていました。
自宅にこれだけの現金と貴金属があったことにも驚きですが、犯行推定時刻が午後3時~午後6時というのも大胆な手口です。
犯人は逃走中で、昨年末より松戸市や船橋市など近隣の地域でも同様の空き巣被害が数十件発生しているとのこと。
警察は大型連続窃盗事件として調べを進めていますが、今後も被害が拡大する可能性もあります。
市の境いに住んでいる方は戸締りなどを徹底し注意してください。
