就労継続支援B型事業所とは?「とばり農園」さんを取材してきました【PR】
「就労継続支援B型」は、障害や難病のある方のうち、年齢や体力などの理由から、雇用契約を結んで働くことが難しい方が支援を受けながら作業を行う障害福祉サービスで近年注目されている福祉サービスです。
そして、農家がこうした方を受け入れることで、
•農家側は人手不足の解消
•福祉側は障がい者へ能力に応じた作業の提供
と、双方にメリットが生まれる取り組みを「農福連携」と、いいます。
さて、今回取材させていただいた「とばり農園」さんですが、「農福連携」を目的とし、就労継続支援B型事業を始めました。
農家として、この事業を行うのは、全国的にも稀有な例で2022年10月時点において、松戸市では「とばり農園」さんのみとなります。
同農園の歴史は古く、なんと100年以上続く農園となります。現在では、畑19800㎡、ハウス2000㎡、田10000㎡の広大な土地で、年間60品目100種程度の野菜を栽培しています。
テレビ番組などで紹介されたり、スーパーなどでも販売しているので、ご存じの方もいらっしゃると思います。
今回は4代目ご主人の戸張恭隆さんにお話を伺いました。
農業の基本を丁寧に教えてくれます。
どうしてこの事業を始めようと思ったのですか?
「今から約4年前、JAと松戸市障害福祉課からお話をもらいました。
その時は、障がい者の方とどのように向き合い、どのような作業をしてもらうかのイメージが湧かずお断りしました。
でも、このまま農福連携が広がらないのは良いものなのか?と考え、私なりに福祉の勉強をしようと思い障害者施設で研修を受け、イメージを作ってきました。そして4年後の今年の10月にスタートしました。」
と話してくれた戸張さん。
現在、海外技能実習生も受け入れるなどしており、今回の取材を通して、日頃から農業でどんな社会貢献ができるかを考えている1面が感じられました。
海外留学生も受け入れています。
農家と福祉の専門家が連携した事業所を確立
「障がい者の方にただ仕事を手伝ってもらう。そういう理由だけではこの事業は始められなかった」と話す戸張さん。
農業の事は農家のスタッフがサポート、福祉としての支援は社会福祉士を常勤させ、利用者さんの受け入れ体制も万全にしているそうです。
「弊社で農業の仕事を覚えて、一般就労できるように成長いただきたいと考えていますし、将来的にはJAさんの協力のもと、就職の斡旋などもしたいですね」と、話してくれました。
利用者さんにはどのようなお仕事を頼まれますか?
主な作業としては、野菜の袋詰め作業など室内で座りながらできる作業から、種まきや収穫など実際に農業に触れる作業があります。
利用者さんの希望に応じて、一緒に仕事を考えて提供いたします。
空調完備の作業室もご用意しています。
お土産付き見学会開催
土曜日の見学会はこの期間のみになります。仕事内容や支援サービスについて、実際の作業場でご説明します。
当日は野菜の袋詰めを見学、またはご体験いただき、野菜一袋のお土産付きとなっています。この機会に是非お越しくださいませ。
なお、期間外でも見学体験は随時行なっています。個別対応もいたします。ご連絡お待ちしております。
※詳しくは以下をご覧ください。
見学会
※終了いたしました。
- 日時:12月8日(木)・9日(金)・10日(土)
- 時間:各日10時〜 / 14時〜(二部制)
- 費用:0円
- 場所:とばり農園
- お申し込み方法
電話047-361-2109(月〜金 8:30〜17:30)
メールはこちらから(24時間受付)noufuku.tobarinouen@gmail.com
※日程が合わなければ、ご相談ください。
自然豊かな職場なので楽しく働くことができます♪
一緒に働きませんか?
- 仕事内容:野菜の袋詰め、収穫、種まき、販売 など
※利用者さんのご希望に合わせます。 - 資格:(身体・知的・精神)障がい者手帳をお持ちの方・障がい者の方
- 作業時間(二部制)
一部:9:30〜12:00
二部:13:00〜15:30 - 休園日:土曜日・日曜日・年末年始
- 空調完備
- 松戸駅から送迎あり
開放的な休憩スペースもあります。
株式会社農TO福 とばり農園
農園情報
- 株式会社農TO福 とばり農園 ホームページ
- 住所:千葉県松戸市栄町西5-1366-6
- TEL:047-361-2109
- 営業時間:8:00〜17:00
- 休園日:土曜日・日曜日